栄養状態、肝機能、腎機能、電解質などを調べます。
腫瘍マーカーとは、腫瘍(がん)が作る物質や、腫瘍と反応して正常細胞が作る物質で、広義には数十種類あります。
初診時にがん種に応じて十数種類の腫瘍マーカーを測定し、基準値を超えているものを選別します。
2ヶ月目から基準値を超えたものだけを監視しながら治療を行います。
保険診療では、3種の腫瘍マーカーまでしか測定できませんが、当院は自費診療のため、広範囲にわたって検査することができます。
免疫検査は、免疫機能(状態)を定量的に把握するために行います。
患者様の免疫機能(状態)が、治療開始時と比べ、どの程度改善できているか把握します。
また、併用している治療の影響などを確認します。
免疫担当細胞検査(②~④)は選択項目です。
『IL-12』⇒がんを攻撃するエフェクター細胞やTh1細胞を活性化する因子
『IFNγ』⇒Th1細胞やエフェクター細胞を活性化する因子
※エフェクター細胞:がんを直接攻撃するNK細胞、NKT細胞、キラーT細胞の総称
活性化したNKT細胞の割合、NKT細胞の割合等を把握します。
活性化したキラーT細胞の割合、キラーT細胞の割合等を把握します。
活性化したNK細胞の割合、NK細胞の割合等を把握します。
主治医のもとで検査した画像や所見をお持ちください。
当院にはCT検査、レントゲン検査、MRI等の大型検査機器がございません。
治療の経過を把握するために必要となります。
検査結果をお持ちできない場合は、近隣の協力病院で検査をすることも可能です。
協力病院での画像検査は健康保険の適応になります。
新免疫療法(NITC)では治療経過を確認するために、免疫の状態を把握する検査、がんの状態を把握する検査、現在の体の状態を把握する検査を定期的に行います。